バスで行く他国の入国③
"手続きする前の外の玄関口で知らないオヤジが近寄って来て『パスポートを見せろ!』と言って来た。一応見た目は警察っぽいけどなんか怪しい。そのオヤジは、
僕のパスポートを見てタイ語で『200ドル払え!』と言って来た。きっと何か不備があると言ってるとは思うが、タイ語分からないし、
オヤジは怪しさしか感じなかったので、完全に無視して、スタスタと歩き、出国手続きの人にパスポートを見せて出国の印を貰った。
結局あのオヤジの存在の意味すらいまだにわからないが、なんのための200ドルか謎だったが、とりあえずは前に進む事が出来た。
さっさとタイの入国を済ませた(日本人はビザ)当時は観光ビザの入国は無料となった。
いま思い返せば、本やインスタの記事のネタになるような『面白い思い出』だが、カンボジアからタイの国境に行くまでだけで、
疲労困憊のこの経験では、○×クイズで正解だと柔らかいクッションが待っていて、不正解だと泥水"から次へとやって来るので、1つの関門超えて喜ぶ暇もない。
もしあなたが冒険好きで、どちらかと聞かれればSに近い、それもドSに近いという感覚をお持ちであれば、空路でビューンとカンボジアからタイに移動するのではなく、
涙と汗とクーラーの水でグショグショになりながら関門をくぐり抜けるスリルとサスペンスとバイオレンスたっぷりの陸路のバス旅をお勧めしよう。あなたがもしその選択でえらいこと』に
巻き込まれたとしても
当方は全く関与してませんので、あくまでも自己責任の範囲で選ぶように。かなりの覚悟は必要だと思う。